A:
精度を上げるため。
やはり10kΩのR19との分圧回路になっており、20kΩにするより安価に精度が上がるのです。
同一Lotでばらつきが低い
E12系列で足り在庫コスト、数量割りコストが抑えられる
3個の形状が等しくかつ電流量も同一のため同一温度になる。
同一定数のため温度係数が等しい。
分圧回路の出力(分圧比)は抵抗の絶対値ではなく比率で変わります。絶対値が変化しても3本とも同じ変化をしていれば出力は変わりません。このため、むきになって高価な高精度抵抗を投入するより、キリが良く流通が多い同一物を充てたほうが結果はずっといいのです。
多回転トリマーで調整する手まで実際に見たことがあります。2/3に分圧したいだけなのに、高い部品を入れ信頼性を下げ温度特性を低下させ、最後は調整工数まで。
笑っている場合ではありません。
これは1:2の場合でしたが、同じ抵抗を直列や並列にして、いろいろな比率に展開できます。