UPSのバックアップ機能が故障したとき検知できるでしょうか?
UPSは停電するまでは沈黙の装置です。
安価でよく用いられる常時商用電源型UPSに至っては完全に止まってます。
常時インバーター給電の高級品はさすがに故障が分かりますが電池が寿命かどうかは実はわからないのです。
いざ、停電が起きた時、UPSが立ち上がらなかったら。
大きなダメージをシステムに与えます。
何のために多額の投資をし電力効率を犠牲にしてUPSを導入したのか、分からなくなります。
⇒どうしましょう?
小さく安価ですが、常時インバーター給電と等価なシステムです。
入力に異常がないのにEDLCが充電されない。
変換効率が低くなった。
出力電圧の変動が大きい。
など停電以外の電力断を事前に察知できます。
それだけではありません。
先に述べた
静電容量の自己測定
を運転中に実施しています。
意図的にEDLCへの給電を止め約1%放電させ出力電流に対する端子電圧の低下を計るだけです。
コマンドで実施できますし、1日1回(デフォルト)測定し、指定値を下回れば警告を出します。