10UPS Quiz System

10UPSはこう解決した



UPSをお使いでしょうか?

お使いならきっと重要なシステムを扱ってらっしゃるのでしょう。

でも本当にそのUPSはシステムを守っているでしょうか?

10UPSを作ることになったのは既存のUPSが使うに値しないほどひどいものだからです。

このクイズでは、既製品の問題点と10UPSではどう解決するかを後で書きますが、

皆さんならどうしますか?



Q1. 復電動作

いきなりですが、そのUPSは停電でバックアップ電源を供給した後復電したらどうなってほしいですか?

UPSなので停電バックアップは当然の任務です。

問題はその後です。

『復電後素早くメインシステム立ち上がる』なら、残念ながらそのUPSは失格です。

ちょっと考えてみてください。

30分停電保持する設計のシステムで10分間停電後に復電したとします。

喜んでシステムを立ち上げました。

その瞬間また停電したらどうでしょう。

30分間保持できますか?

出来るわけないですね。

直前に10分間の電力を消費し補充してないのです。

供給可能なのは20分持てばいい方です。

正解は電池が必要量充電されるまでは、復電してもシステムを立ち上げないことです。

お持ちのUPS、導入予定のUPSはこの基準を満たしてますか?

こうしました

Q2. 残量表示

望ましいUPSの残量表示はどのようなものでしょうか?

はっきり申し上げます。2次電池の残量は正確に測定できません。

設置して3年間無事故で過ごした電池式UPSが停電時の供給する電力などまるで「ロシアンルーレット」です。

未だ、残量はあると言っても、次の瞬間落ちるかもしれないのです。

こうしました

Q3. 故障予測

UPSのバックアップ機能が故障したとき検知できるでしょうか?

UPSは停電するまでは沈黙の装置です。

安価でよく用いられる常時商用電源型UPSに至っては完全に止まってます。

常時インバーター給電の高級品はさすがに故障が分かりますが電池が寿命かどうかは実はわからないのです。

いざ、停電が起きた時、UPSが立ち上がらなかったら。

大きなダメージをシステムに与えます。

何のために多額の投資をし電力効率を犠牲にしてUPSを導入したのか、分からなくなります。

こうしました

Q4. 発火・腐食性ガス発生

バッテリー(2次電池)を使っているすべてのUPSは危険です。

充電装置の故障により発火、爆発、腐食性ガス発生のリスクがあります。

中に入っているものは、封じ込んであるだけで漏洩するリスクは必ずあります。

電池は封じ込んだだけでなくエネルギーの授受を行い発熱します。

こうしました

Q5. 寿命・信頼性

2次電池の寿命をご存知ですか?

自動車のバッテリー上りを経験したことはないでしょうか?

鉛畜電池、NiMH Lionとも、意外なほど短寿命です。

よくて3年、信頼性確保のためには2年ごとに交換する必要があります。

さらに充放電で短くなります。

それは一般に予測も測定もできません。

内部電池を交換するにはUPSをはずすためいったんSystemをとめなければなりません。

交換はメンテナンス要員が必要です。

こうしました

Q6. 電源監視

UPSにとって100V/200V AC電源の監視は重要です。

安価なUPSは停電監視するだけです。それも2次電圧が落ちてからしか検知しないものもあります。

高級品は電圧、電流、周波数、瞬停を監視するものも多く、UPSの機能として必要なものなのです。

こうしました

Q7. 制御方法・通信機能、レポート機能

故障診断、測定機能が優れ、様々なプログラム機能が使えても、それが使いにくいものでは仕方ありません。

安価なものは、停電検知、バッテリー電圧低下をオープンコレクタ―(OC)で伝えるだけのものが多いです。

やや高級機から、昔ながらのRS-232Cで通信するもの、現代風のUSB通信、高級大型機ではTCP/IPがあります。

こうしました

いかがでしょう

もっといい解決法があればぜひご提案ください。

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